受付時間 | 9:00~19:00 ※水曜日を除く |
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アクセス | リナシティかのやから車で20分 駐車場あり |
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「こんにちは。浄化槽の点検にきました。」という業者さんの声をお聞きになったことはありませんか?今回はその浄化槽についてのおはなしです。
家庭で出たトイレの排泄物は①汲み取り②浄化槽③下水道の3つの方法で回収・処理されています。下水道が通っている地域は下水道にする事が義務化されています。その一方で下水道が引かれていない地域は汲み取り・浄化槽のいずれかになります。
汲み取りの家庭は大きなポリタンクに排泄物を貯留して、定期的に業者さんが回収し、その他の生活排水はそのまま排水しているのに対して、浄化槽は排泄物だけでなく、お風呂場や台所等から出る生活排水もまとめて貯留・分解・濾過して排水する機能が備わっている大きなポリタンクになります。(大きさは乗用車サイズになります)浄化槽の耐久性は約20年と言われており、冒頭にお話した浄化槽の点検の業者さんは水質検査を定期的に行うことで浄化槽の機能が低下していないかなどをチェックしてくれて、定期的に清掃もしてくれています。(ちなみに、浄化槽に対する定期検査などは国で義務づけられています)お風呂や台所などの水回りの近くの外に冒頭のようなマンホールのようなものがあれば、それが、そのお宅の浄化槽になります。
せっかくのお庭の外観が気になる…という方もいるかもしれませんが、業者さんに定期点検してもらわないといけないので、浄化槽の上にはあまり物を置かないようにしたほうがいいかもしれませんね
いかがでしたか?中古住宅を購入しようと考えているお客様や汲み取りから浄化槽への変更を考えているお客様は、お住まいの地域に下水道が引かれる予定があるかも含めて(下水道が引かれたら、下水道化が国で義務付けられています)あらかじめ行政などで調べる必要があることを覚えておいて頂ければお役に立てると思います(*^^*)